パートタイム労働法 「人材活用の仕組み」や「運用」などの同一性判断

人材活用の仕組み及び運用については「転勤」「職務内容の変更・配置の変更」「経験する部署の範囲・昇進の範囲」等について行われます。

 

イ「人材活用の仕組みや運用など」の比較方法

パートタイム労働者の人材活用の仕組みや運用などが通常の労働者と同じかどうかの判断をします。(比較の際は、制度の有無にかかわらず実態をみて判断します)。

 転勤について

パートタイム労働者と通常の労働者の転勤の有無を比較します。

比較の際は、実際に転勤したかどうか、だけではなく、将来にわたって転勤をする見込みがあるかどうか、について、事業所の就業規則や慣行などをもとに判断します。

転勤の範囲(全国転勤、エリア限定の転勤など)を比較する必要があります。

転勤の範囲が異なる場合 ➡ 人材活用の仕組みは「異なる」と判断します。

転勤の範囲が同じ場合 ➡ 人材活用の仕組みは「同一」と判断します。

②「職務の内容の変更」と「配置の変更」について

「職務の内容の変更」と「配置の変更」の 有無  を比較します。

人事異動による配置替えや昇進などによる職務内容や配置の変更があるか。

どちらも変更がある場合又はどちらも変更が無い場合 ➡ 人材活用の仕組み運用などは「同一」と判断します。

一方のみ変更がある場合 ➡ 人材活用の仕組み運用などは「異なる」と判断します。

「職務の内容の変更」と「配置の変更」について

経験する部署の範囲や昇進の範囲について比較します。

(比較の際は、単に異動可能性のある部署の数が異なるといった形式的な判断ではなく、業務の性質などからみた実質的な判断する必要があります)

変更範囲が同じ場合 ➡ 人材活用の仕組み運用などは「同一」と判断します。

変更範囲が異なる場合 ➡ 人材活用の仕組み運用などは「異なる」と判断します。