労働時間の特例1週44時間が適用される会社

2014-10-04

社会保険労務士丸山事務所 (町田社会保険労務士) 社労士インフォメーション

 

労働時間の特例1週44時間が適用される会社

 

一般的な会社の場合は労働基準法で1日8時間1週40時間と定められていますが、小さな会社※では当分の間1週44時間が認められています。

商業(卸・小売業)、理・美容業、倉庫業、等、映画・演劇業、病院、診療所等の保健衛生業、社会福祉施設、接客・娯楽業、飲食店等で、常時使用する労働者(パート・アルバイトを含む。)が10名未満の会社では1週44時間が適用されます。

 

労働時間の特例1週44時間が適用される会社の場合

 

前回説明した計算方法で計算すると異なり計算は各月の平均を出して算出します。

 

1週44時間制の労働時間の計算(簡易計算)

総日数

週所定労働

時間

1月/週

月総労働

1

31

44

4.42

194.48

2

28

44

4.00

176

3

31

44

4.42

194.48

4

30

44

4.28

188.32

5

31

44

4.42

194.48

6

30

44

4.28

188.32

7

31

44

4.42

194.48

8

31

44

4.42

194.48

9

30

44

4.28

188.32

10

31

44

4.42

194.48

11

30

44

4.28

188.32

12

31

44

4.42

194.48

1週間の平均週数

4.33

2290.64

年間総労働時間

年間月数

月所定労働時間

所定労働日

2290.64

12

190.88

23.86

小数点2以下切り捨てて簡易計算した場合

 

1年間の労働時間 2290時間

1週間の労働時間 190時間

1日の労働時間 8時間となりますが、1日の労働時間が8時間の場合6日働くと1週48時間労働となってしまいますので、6日目は4時間労働とすることで1週44時間となり適法となります。

また、1日の労働時間を7時間20分程度にすると1週間で6日労働することもできます。

この場合は週休1となります。

 

これまでの経験から、すでに40時間制を採用している会社の場合、44時間制への移行はなかなか社員の同意を得るのが難しく一時的に賃金の上昇を伴いますので、採用に当たっては慎重に検討することが必要です。

 

 

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