労働時間の端数処理

2014-10-05

社会保険労務士丸山事務所 (町田社会保険労務士) 社労士インフォメーション

 

労働時間の端数処理

 

相談を受ける中で1日の労働時間を30分未満切捨てとして処理をしている事業所さんもいまだ多く見受けられます。

また、気が付かないうちにタームカードの設定が15分未満切り捨て30未満切り捨になっている事業所さんもあるようです。

実際、顧問先の事業所さんの中にはタイムカードの設定に気が付かずに労働時間の計算をされておられました。

 

1日の労働時間数の端数処理

時間外労働の時間数は、例え1分であっても労働時間ですので、事務の簡便を目的として30分未満を切り捨てて処理を行うことは実際に時間外労働した時間に対する賃金支払われないことになりますので、労働基準法第24条及び第37条に違反することになり認められていません。

 

これは、自己申告制により始業・終業時刻を把握する場合にも当てはまりますので、15分単位や30分単位で申告させることがないよう、適正な自己申告が行われるようにしなければなりません。

 

ただし、事務の簡便を目的として30分未満は30分30分超1時間未満は1時間とするような切り上げて取り扱うことは労働者にとって有利となる処理労働基準法違反にはなりません

 

1ヵ月における時間外労働の時間数の端数処理

1ヵ月における時間外労働の時間数の合計に30分未満の端数がある場合にはこれを切り捨て、それ以上の端数がある場合には、これを1時間に切り上げる方法については、労働基準法違反としては取り扱わないこととされています

(昭和63.3.14基発150号)。

 

労働基準法に反する労働時間の端数処理のリスクでは実際のリスクについて考えてみます。

 

 

 

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