化学物質についてリスクアセスメントの実施が義務化

化学物質についてリスクアセスメントの実施が義務されます。

施行平成28年6月までに施行される予定されています。

リスクアセスメントの実施の義務化

一定の危険性・有害性が確認されている化学物質による危険性又は有害性等の調査(リスクアセスメント)の実施が事業主の義務となります。

一定の危険性・有害性が確認されている化学物質とは

労働安全衛生法第57条の2及び同法施行令第18条の2に基づき、安全データシート(SDS)の交付義務対象である640物質です。

リスクアセスメントの実施時期については、新規に化学物質を採用する際や作業手順を変更する時など、従来の労働安全衛生法第28条の2に基づくリスクアセスメントの実施時期を基本に、今後省令で定める予定とされています。

 

リスクアセスメントに基づく措置の義務及び努力義務

事業主には、リスクアセスメントの結果に基づき、労働安全衛生法令の措置を講じる義務があるほか、労働者の危険又は健康障害を防止するために必要な措置を講じることが努力義務となります。

リスクアセスメントの結果に基づき、労働安全衛生法令の措置を講じる義務とは

リスクアセスメントの結果に基づく措置は、労働安全衛生法に基づく労働安全衛生規則や特定化学物質障害予防規則等の特別規則に規定がある場合は、当該規定に基づく措置を講じることが必要があります。

労働者の危険又は健康障害を防止するために必要な措置を講じることが努力義務とは

法令に規定がない場合は、結果を踏まえた事業者の判断により、必要な措置を講じることが努力義務とされます。

対象事業者

上記の化学物質を製造し、又は取り扱う全ての事業者が対象となります。

リスクアセスメントの具体的な実施時期、実施方法等は、今後省令、指針で定める予定とされています。

安全データシート(SDS)の交付義務対象となる

(1) 製造許可の対象物質(7物質)
(2) 労働安全衛生法施行令で定める文書交付義務物質(633物質)