給与から控除される保険料等の端数処理1

2014-10-06

社会保険労務士丸山事務所 (町田社会保険労務士) 社労士インフォメーション

 

給与から控除される保険料等の端数処理1

 

顧問先から、何で保険料は50銭まで切り捨てるのか?との質問を受けることがあります。

一般的に考えるとおかしいと思うのも当然のことではないかと思います。

ただ、この質問も半分は正解ですが、半分は間違っているというのも事実です。

安易に保険料は50銭以下切り捨てと覚えるよりも仕組みを知ることで納得できるのではないかと思いますので、このご質問について数回にわたり説明していきたいと思います。

 

下記の文言は雇用保険等の手引きでよく記載されているのを見かけます。

給与から控除する社会保険料は50銭未満切り捨てではなく50銭以下切り捨てで50銭を超えると切り上げとなります。

 

雇用保険

雇用保険の場合の被保険者負担額の端数処理について

 

雇用保険の被保険者負担額に(以下「被保険者負担額」という。)1円未満の端数が生じた場合には、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律(昭和62年法律第42号)」第3条に基づき、債務の弁済額に50銭未満の端数があるときには切り捨て50銭以上1円未満のときには切り上げることとされています。

 

これは、給与から控除(源泉控除)される場合(端数処理2参照)で、被保険者が直接事業主に支払う場合(端数処理3参照)とで取り扱いが異なります。

 

ただし、これらの端数処理の取扱いは、労使の間で慣習的な取扱い等の特約がある場合にはこの限りではないので、例えば、従来切り捨てで行われていた場合、引き続き同様の取扱いを行ったとしても差し支えないとされています。

 

 

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