国民年金は、損か?得か?

最近、「年金は払った保険料よりもらえる年金額が少ない」という話をよく聞きます。

果たして本当なのでしょうか?

 実際に簡単に検証してみましょう。

平成26年の国民年金額は772,800円です。

この満額を貰うためには480月(40年)間、保険料を払わなくてはなりません。

772,800480月で割ると、1,610円となります。

 

このことから、1か月の国民年金保険料を15,000円と仮定した場合

1か月15,000円の保険料を支払うと1か月1,610円の年金額になるという事になります。

 

15,000円を1,610円で割ると9.3という数字が出てきます。

これは、9年4か月(9.3年)で元が取れるという事を意味します。

 

国民年金の支給開始年齢は原則65歳からですので、それに9年4か月を加えると

74歳と4か月を超えて長生きすると、元は取れるという事になります。

上表の厚生労働省が平成24年に発表した平均余命を基に考えると。

 

平成24年を基に

65の男性は平均で19年(84歳)まで、女性は平均24年(89歳)まで生存することがわかります。

 

国民年金はおおよそ9年で元が取れますので、男性の場合10年分、女性の場合15年分得することになります。

 

国民年金保険料を35年(420月)払っていた場合

65歳からの平均余命まで長生きしたとすると

420月×1610円=年額676,200円となります。

男性で676,200円×10年 6,762,000円

女性で676,200円×10年 10,143,000円 得することになります。

 

平均余命を超えて長生きした場合は国民年金はお得です。

実際に国民年金の保険料は、その半分は国庫負担されていますので当然の結果だと思います。