国民年金を増やすためには?2

(1)老齢基礎年金の繰下げ受給(昭和16年4月2日以後に生まれた方)

昭和16年4月2日以後に生まれた人については、支給の繰下げを申し出た日の年齢に応じてではなく、月単位で年金額の増額が行われることになります。また、その増額率は一生変わりません。

 

増額率 = (65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までに月数)×0.007

 

繰下げ請求と増額率 

請求時の年齢

増額率

66歳0ヵ月~66歳11ヵ月

8.4%~16.1%

67歳0ヵ月~67歳11ヵ月

16.8%~24.5%

68歳0ヵ月~68歳11ヵ月

25.2%~32.9%

69歳0ヵ月~69歳11ヵ月

33.6%~41.3%

70歳0ヵ月~

42.0%

 

国民年金を増やすためには?1〉のBさんのの場合

老齢基礎年金は553,800円で付加年金は12,000円ですので、Bさんが65歳からもらえる年金額は565,800円です

 

Bさんが繰下げした場合

Bさんが66歳で国民年金を請求した場合

年金額は613,400円となります。

553,840円 × (1+12月×0.007) = 600,363円 ≒ 600,400円

12,000円 × (1+12月×0.007) = 13,008円 ≒ 13,000円

600,400円 + 13,000円 = 613,400円

Bさんが67歳で国民年金を請求した場合

年金額は674,900円となります。

553,840円 × (1+24月×0.007) = 660,901円 ≒ 660,900円

12,000円 × (1+24月×0.007) = 14,016円 ≒ 14,000円

660,900円 + 14,000円 = 674,900

Bさんが68歳で国民年金を請求した場合

年金額は723,400円となります。

553,840円 × (1+36月×0.007) = 708,432円 ≒ 708,400円

12,000円 × (1+36月×0.007) = 15,024円 ≒ 15,000円

708,400円 + 15,000円 = 723,400

Bさんが69歳で国民年金を請求した場合

年金額は772,000円となります。

553,840円 × (1+48月×0.007) = 755,962円 ≒ 756,000円

12,000円 × (1+48月×0.007) = 16,032円 ≒ 16,000円

756,000円 + 16,000円 = 772,000

 

Bさんが70歳で国民年金を請求した場合

年金額は820,500円となります。

553,840円 × (1+60月×0.007) = 803,493円 ≒ 803,500円

12,000円 × (1+60月×0.007) = 17,040円 ≒ 17,000円

803,500 + 17,000円 = 820,500

 

継続雇用で年金をまだ必要としない場合には国民年金額を増やす案として考えてみるのも良いかもしれません。