寡婦年金 (国民年金第1号被保険者の独自給付1)

国民年金の独自給付として寡婦年金と死亡一時金があります。どちらも国民年金のみ給付制度で、厚生年金保険にはありません。

 国民年金のみの期間とは

国民年金には、日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての方が加入します。会社員(厚生年金保険に加入)や公務員(共済組合に加入)とその被扶養配偶者を除く自営業や学生などの加入者を国民年金第1号被保険者といいます。

 寡婦年金とは

寡婦年金は、第1号被保険者(任意加入被保険者を含む)としての保険料納付済期間保険料免除期間を合わせて25年以上ある夫が死亡したときに、夫によって生計を維持し、かつ、夫との婚姻関係(事実婚を含む)が10年以上継続している妻が60歳から65歳までの間受給できます。

 寡婦年金の金額

夫の死亡日の前日までの第1号被保険者(任意加入被保険者を含む)としての被保険者期間について、老齢基礎年金の計算方法により計算した額の4分の3になります。

 寡婦年金の注意点

●以下に該当する方は請求できません

夫が障害基礎年金の受給権を持っていた場合。

夫が老齢基礎年金を受けたことがある場合。

・妻が繰上げ受給の老齢基礎年金を受けている場合。

妻が他の年金を受給している場合は、選択になります。(60歳から65歳の間のみ)

寡婦年金死亡一時金の両方を受けられる場合は、受ける方の選択によって、どちらか一方を受給することができます。